正解のない問題を解くための力

正解のない問題を解く力=「概念化力」を育んでいく上でのサプリメント的なブログです

コアコンピタンス

[最終回] 概念化力の強化に取り組むなら、書籍の内容を概念化することから始めればいい

皆さん、ブログ「正解のない問題を解くための力」をご愛読いただき、ありがとうございました。このブログも、今回が最後となります。 そこで今回は、皆さんが「正解のない問題を解くための力」=「概念化力」を身に付け、高め続けるためのお手軽な方法を紹介…

「まずは絵にしろ」と言われたとき、あなたはどんな絵を描きますか?

「まずは分かりやすい絵にしてくれないか」 これは上司が部下に対してよく口にするセリフです。 ビジネスでスピード感が重視されるに連れ、現場では長い文章は敬遠されるようになり、ひと目でわかる「絵」が求められるようになりました。Microsoft PowerPoin…

概念化の達人は「だれが、いつ、どんな発言をしたのか」の記憶力がスゴイ

「すごい記憶力ですね。2カ月前の会議で、確かに加藤本部長はそういう発言をしていました」 いつからか、私はこんな誉め言葉をいただくようになりました。 ところが実を言うと、私は記憶力がいいほうではありません。最近の役者さんや歌い手さんの名前はまっ…

グローバル競争時代を勝ち抜くには、コトに着目し、「選ばれる理由」を中心に提案を組み立てよう

大半のビジネスで、私たちはお客様に選ばれなければなりません。そのためには「選ばれる理由(なぜ自分たちが選ばれるのか)」を提案書に盛り込んでおかなければなりません。 ところが、大半の日本企業はそれを怠っています。 例えば要求仕様がお客様から提…

欧米型を鵜呑みにして失敗していることにまだ気付かないのか

私たち日本人は概念化が苦手です。欧米では、概念化力は「コンセプチュアルスキル」としてずいぶん前から認知されていましたが、日本ではいまだに浸透していません。 そんな中で、日本企業は欧米企業の「ものまね」を繰り返してきました。欧米人が自分たちの…

概念の議論から実行計画に移るところのシフトチェンジが難しい

これまでは概念化と共感の話をしてきましたが、今回は「概念化の後」について考えます。 概念化のプロセスとは、キーワードを拾い集め、概念モデルを作り、全体を俯瞰することでした。その結果、私たちは何を手に入れることができるのでしょう。 私が概念化…

概念化性能を決めるのは、具体的な例を列挙するスピードだ

概念化の能力(=概念化力)はビジネスには欠かせません。デキるビジネスマンは具体と概念の両面から考えることで、ビジネスを成功へと導きます。 とはいえ、人によって概念化力に違いはあります。この違いを決定づける要因とは、いったい何なのでしょう。 …

構造化手法を整理する(1) 概念化の流れを考える

ここまでは、概念化にまつわるあれこれを徒然にお話してきました。 このあたりで、改めて、概念化の流れを整理しておきましょう。 概念化ではまず、全体を俯瞰します。「概念モデル」がその全体像に当たります。 概念モデルは、対象の要素をシンプルに構造化…

キーワードを見つけたら、連想ゲームで増やせ

以前も取り上げたように、関連するキーワードを拾い上げることは、概念化の第一歩です。 今回は、キーワードの拾い上げについて、もう少し話をしましょう。 皆さんは連想ゲームというテレビ番組をご存知でしょうか。 1969年4月から1991年3月までNHK総合テレ…

競争優位性を考える(2) 競争優位性を構造化する

前回に引き続き、今回も競争優位性について考えましょう。 復習になりますが、ビジネスの世界において、「他社が簡単に真似できない方法や戦略を実行する能力(=差別化要因)」は成功の必要条件ですが、必要十分条件ではありません。必要十分条件となるには…

競争優位性を考える(1) 差別化要因、KBF、コア・コンピタンスの違いを理解する

他社が簡単に真似できない方法や戦略を実行する能力を指す「競争優位性」は、ビジネスの現場でよく議論になるテーマです。 競争優位性の議論では、「差別化要因」「KBF(Key Buying Factors)」「コア・コンピタンス」といったキーワードもしばしば使われま…