正解のない問題を解くための力

正解のない問題を解く力=「概念化力」を育んでいく上でのサプリメント的なブログです

コンサルティング

「本質」とは何か、簡単そうで超難題なこの質問に答える2

前回に引き続き、今回も本質について考えましょう。ずいぶん前のことになりますが、こんなことがありました。 あるお客様が、プロジェクトのコスト超過や納期遅れに悩んでいました。私は改善チームのメンバーと共に原因究明にあたることになったのです。 私…

「本質」とは何か、簡単そうで超難題なこの質問に答える1

私たちはよく「本質」という言葉を使います。では、そもそも「本質」とは何でしょうか。 実は、それを言葉で説明するのは、極めて難易度が高い作業です。 あるとき、概念化力に関するトレーニングを実施することになった私は、「本質」を言葉で説明する必要…

大きな仕事ではいきなり作業分担せず、まずは全員で議論することに時間を割こう

大きなテーマの仕事は、ひとりですべてをやることはできません。数人のメンバーで作業を手分けすることになります。そして、メンバーが担当分野の成果を持ち寄って、互いにレビューし合い、それらをまとめることで、仕事を遂行するわけです。 多くの企業にお…

立場の違いを、対立ではなく価値につなげる

コンサルタントをやっていると、組織内のイザコザに巻き込まれることもあります。例えば、営業部門と開発部門の以下のような対立です。 営業 「うちのお客様は、この商品では満足しない!」 開発 「うちの商品は、技術的に他社に負けてない!」 この手のイザ…

ボトムアップで導き出せない結論は多いので、仮説を立てて動かそう

物事が前に進まない理由を聞くと、たいていのひとから「情報がないから」という答えが戻ってきます。 だからと言って、情報収集の目途が立っているわけではありません。情報を集めることに辟易し、途中で投げ出してしまっているのです。あるいは、必死に集め…

検討すべきことを検討する、まずはそこから始めなさい

正解のない問題に直面したときによく見るのが「まずは手の付くところから始める」タイプの人です。ルーチンワークならいざ知らず、正解のない問題を解く場合、このやり方ではほとんどが失敗します。 たしかに、手の付くところから始めれば、さも検討が進んで…

意識を変えて、自ら考え、行動することが重要

コンサルティングの現場では、しばしば指示待ち人間に出会います。 指示待ちは「指示してくれないとできない」という能力の問題と考えられがちですが、実はそうではありません。背景にあるのは意識の問題です。 新しい物事に向き合う人の意識は … 「無関心」…

「概念化」は正解のない問題を解くために欠かさない手法だ

このブログでは、ものごとを概念的にとらえ本質を見抜くスキルのことを「概念化力」と呼びます。では、概念化力とは何の役に立つのでしょうか。 結論から言えば、概念化力は「正解のない問題」を解く上で有効です。 みなさんが学校で勉強してきたことの大半…

「概念化」を使ってテーマの全体像を把握しよう

「これじゃ、うまくいきそうもないな」 議論を聞いていた私は、直観的にそう感じました。度重なる議論もむなしく、まとまった結論は結局、尻切れトンボだったからです。 当時の私には、なぜそうなったのかがわかりませんでした。アドバイスのしようもなかっ…