以前の演習(構造化することで、正解のない問題を解いてみる(1)「正しい分類方法とは?」)では、構造化の基本である「分類」について、自動販売機の飲料を例に使いながら考えてみました。 今回は、「構造化の基本形」の使い方を、実際の例で学んでいきま…
多くの人が気付いているように、ビジネスの現場では、正しい意見が通るとは限りません。 それどころか、あなたの意図を汲んでもらえず、トンチンカンな反応をされることもあるのではないでしょうか。その結果、あなたの提案に相手は動いてくれず、狙った効果…
前回、概念化の最初のステップは「キーワードを拾い出す」こと、そして拾い出す際のヒントをご紹介しました。 しかし実際にやってみると、これらのヒントを頭に入れて、キーワードを拾い出すのはそれほど簡単ではありません。すでに「拾い出し」にチャレンジ…
構造化は、ビジネスの現場で非常に有用なツールです。 しかし、慣れていないと、どこから手を付ければいいかがわからない方も多いようです。そんなときは、どうすればいいでしょう。 私は、まずは「キーワードを拾い出してみる」ことをお勧めしています。 キ…
ビジネスの現場では、ときに結論の出ない議論が延々と繰り返される場面に出くわします。 こうした議論の特徴は、毎回、少しずつ違う着眼点から意見が出され、これまでの議論がなかったかのように話が堂々巡りする点にあります。 その原因は、以下の3つです。…
皆さんはクレイトン・クリステンセンが著した「イノベーションのジレンマ」という本をご存じでしょうか。1997年に紹介され、一世を風靡したビジネス本なので読んだ方も多いはずです。 世の中の経営者にもさぞかし大きな影響を及ぼしたのかと思いきや、その当…
今回はちょっと趣向を変えて、実際に、ある対象を「構造化」してみましょう。 運動やモノづくりに技術があるように、構造化にも「構造化の技術」があります。 これはとても重要なことです。「技術」が存在するのであれば、訓練によって身に付けられるからで…